四角な茎をもつ「大黒柱」の花が一輪咲きました

  
 紫陽花の季節が終わったこの時期、近所の古い農家の庭先に、一面に咲いているうす紫の花。

 この花がちょっと気になっていた私は、ある日、庭で草むしりをしていた年配の奥さんに、「これはなんていう花?」と聞いたところ、あまりにも唐突な答えが返ってきてビックリ。153.png

 というのは、奥さんが「花の茎はふつう丸いでしよ。この花は四角の茎で、名前は、<大黒柱>というの。」と話しながら、一本ちぎって、私に手渡してくれた茎は、確かに四角い。ちょっと違和感がある。

 しかもその奥さんの説明が奮っていた。
先先代のおじいさんが、隣村から、この家に婿養子にきた時、どうもその荷物に混じって入っていたらしいの・・・
100年を超えて、この家と隣町の曾祖父さんの実家に咲き続けているという。

 曾祖父さんが、この家に婿入りしたのは江戸時代末期。ほとんどの家が農業で、惣領相続制。
女性の地位が高く、最も離婚率が高いといわれる時代。
農家の婿養子の立場がいかほどのものであったか、推して知るべし。
 養子先では、大黒柱になってほしいー。切なる親心か。
そんなことを思い巡らしながら、

 数本の苗をいただき、我が家でも鉢植えしたところ、
この猛暑のなか、ひ弱そうだが、凛とした「大黒柱」の花が一輪咲きました。

 
  四つ葉のクローバー・「シロツメクサ」は、今から200年以上前、我が国がオランダから陶磁器を輸入したとき、
 箱の中に緩衝材として入っていたということですけど、「花」って、いろいろな逸話があるんですね。



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by matyan753 | 2018-07-04 20:42 | Comments(0)
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